医業経営コンサルタントとは?
医業経営コンサルタントとは、「医療業界」の「経営」に特化したコンサルタントです。
医療という分野は、国の政策と密接に結びついています。国民皆保険制度により、私たちは日本のどこにいても、平等に医療サービスを受けることができます。どこかの病院が、勝手に値上げをしたり、値下げをすることはありませんよね。
つまり、医療の値段は、国が一律で設定しているのです。
そのため、病院の経営は、民間の企業と全く同じというわけにはいきません。
特に国立・公立病院においては、地域に求められる機能を確実に備えている必要があります。
「大胆に値上げをしよう!」
「競合の多いサービスは廃止して、コアな需要を押さえていこう!」
……こういった戦略を取ることができないのです。赤字に頭を悩ませている病院も、決して少なくありません。
では、それを解決するために、医業経営コンサルタントは何をすればいいのでしょうか?
私たちは、次のように考えています。
● 顧客の特徴や、抱えている課題を的確に把握すること
● 国の医療政策の流れに沿った解決策を提案すること
シンプルではありますが、簡単ではありません。
「この地域に必要な病院機能は何だろう?」
「患者に求められる病院であるために、どのような医療資源(スタッフ/機器/システム)に、どのくらい投資すべきだろう?」
こういった視点を持って、考え続けることが求められます。
その思考の蓄積こそが、私たちコンサルタントの価値なのです。
日々業務に追われている病院の方々に、積み重ねた知識やノウハウを提供することで、病院が質の高い医療を提供するためのお手伝いをする。
それが、医業経営コンサルタントです。